性能および特徴
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上沓と下沓の間に支承板を挿入したもので、支承板の種類により高力黄銅支承板支承と密閉ゴム支承板支承に分類されます。この支承の移動・回転は共にその方向を自由にすることが可能です。
上沓・下沓の材料は鋼板および鋳鋼品が使用され、支承板は高力黄銅鋳物に固体潤滑材を埋め込んだものとフッ素樹脂板、中間プレートおよびゴムプレートを組み合わせたものとがあります。
また、この支承は他の支承と比べて支承高さを低くすることができますので、支承の転倒に対する安定性が優れています。中スパンの橋梁に使用される代表的な鋼製支承です。
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|長 所|
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鋼橋に用いられる支承としては最も実績の多い支承です。 |
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支承高が低いため、転倒に対する安定性に優れています。 |
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全方向の回転に追随できます。
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|短 所|
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阪神淡路大震災の時に損傷事例が見受けられてから採用が減少しました。
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