浦 田 昌 浩 氏
所属:大日本コンサルタント(株)

授章理由

 浦田昌浩氏は、1987年 4月に大日本コンサルタント株式会社にされ、今日まで様々な橋梁の計画・設計や研究に携わってこられました。
 鋼橋の計画・設計では、国内最大のアーチ支間を誇る新天門橋(鋼中路式アーチ橋、橋長463m、アーチ支間長350m)、隅田川の第1橋となる築地大橋(横支材を省略した開放的なバランスドアーチ橋)の他、新東名高速道路や首都圏中央連絡自動車道の高規格幹線道路の設計および久喜白岡ジャンクション、御殿場ジャンクションなどの大規模ジャンクションの設計に携われました。
 また、2012年 7月からは東日本大震災の復興事業に参画され、宮城県初の離島架橋事業である大島架橋(鶴亀大橋、鋼中路式アーチ橋、橋長356m)、東北地方整備局初となる斜張橋設計((仮称)気仙沼ベイブリッジ、3径間連続鋼斜張橋、橋長700m)などの長大橋の設計に従事された。また、これらの長大橋の設計においては、耐久性や維持管理を重視し要求性能を定め、構造設計の初期段階(形式選定)から経済性等の総合的な評価を行いつつ、具体的に反映させた先駆的な橋梁計画・設計として、技術検討委員会において高評価を受けております。
 さらに、これらの業務実績成果について論文として発表するとともに、国土交通省関東地方整備局および東北地方整備局から数多くの局長表彰、事務所長表彰を受賞されました。
 一方、学協会の活動においては、土木学会鋼構造委員会の鋼・合成構造標準示方書小委員会設計部会、日本鋼構造協会の鋼橋性能向上委員会耐震設計ガイドライン部会に参画し、技術の研鑽・普及に努められております。
 以上のように、コンサルタントの設計技術者として、鋼橋の発展普及に貢献が評価され、浦田昌浩氏はブリッジエンジニアメダルを授章するにふさわしいと認められました。


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